初めて解体工事を行う方へ
すでにいくつか解体工事の業者様のお見積りを取られた方や、当社が初めて検討する解体業者である方もいらっしゃるかと思います。
初めての解体工事、なにから手を付けて・どのくらいの費用がかかるか分からないことだらけではないでしょうか。
解体工事をはじめる際の注意点や、当社のホームページに記載している金額など、初めて解体工事を行う方に知っておいてほしいことをまとめました。
解体工事をはじめる前に
解体工事を行う前に、いくつか事前に準備を行う必要があります。大きな音や振動を伴う工事になりますので、工事前後でトラブルが起きないように事前に行動しておくことをオススメです。
近隣住民への挨拶
特に個人宅の場合は、向こう三軒両隣の住民の方へ事前に挨拶を行っておくほうが良いです。当社にご依頼いただいた場合はもちろん施工主としても挨拶に伺いますが、住民の方によっては施主の方から一言声がかかるのを気にされる方はいらっしゃいます。
日中の作業にはなりますが、近隣の方のお仕事やライフスタイルによっては生活に影響を及ぼす可能性があることは確かです。
「挨拶のときに手土産が必要か?」という質問も多くいただきますが、【普段のお付き合いや、住民の方次第】とお答えしております。ご挨拶だけで納得される方もいらっしゃれば、手土産を持たないと不満に思われる方もいらっしゃいます。
必須ではないですが、簡単な手土産を(1,000円前後のもので大丈夫です)お持ちするほうが、今後の関係性も考えるとスムーズに行えるかとは思います。
工事の時間や工事の完了日等は当社から住民の方へお伝えしておりますが、もし気になるようなことがあれば事前に我々にご確認いただければと思います。
電気・ガス・インターネット等のライフラインの撤去依頼
事前に各種ライフラインは停止や撤去の依頼を行って頂く必要があります。
ご利用されているライフラインによって異なりますが、サポートセンターに解体工事を行う旨をお伝えすると必要な手順を教えていただけます。
※当社での代行も行えますが、代行を行う場合は手続きに時間がかかったり別途手数料を頂戴しております。スムーズに安く工事を行いたい場合、施主様に手続きいただくことが一番良いです。
水道に関して
ライフラインでも水道に関しては現場によって異なります。停止が必要な現場と、そうでない現場が出てくることがあります。
そのため、水道に関しては現場調査を行った後に、事前に停止が必要か・そうでないかをお伝えしております。
建設リサイクル法の申請
床面積の合計が80㎡以上の建築物の建築資材は解体後に放棄や廃棄を行って良いものではなく、リサイクルを行う必要があります。
そのため、事前に建設リサイクル法に関する申請を行う必要があります。
建設リサイクル法は原則、施主様がご本人で届け出をする必要がありますが、当社で申請代行を行うことも可能です。(※申請代行には別途手数料を頂戴しております)
室内の家財の処分
現場内にある家財は事前に処分をお願いしております。当社で家財の処分を行うことも可能ですので、現場に家財が放置されている状態でそのまま解体工事を行いたい場合はその旨お伝えください。
(道路使用許可申請)
解体工事を行う際に、荷出しを行うトラックや重機を運ぶために現場近くの道路を利用します。
私道の場合は必要ないですが、行動の場合は道路使用許可申請が必要となります。
こちらは工事前に当社が行うものとなりますので施主様になにかお手続きいただくものではありません。このような手続きを行っているかどうかだけ知識としてお持ちください。
解体費用について
解体工事は、「純粋な解体だけの費用」だけでなく「それに基づくオプションの費用」と大きく2つの項目があります。
※本ホームページの施工事例やシミュレーションで記載のある「解体費用」は、前者の純粋な解体費用のみを指しています。
純粋な解体費用には、
- 足場工事の費用
- 解体に必要な人件費や重機の移動費
- 養生費
- 解体したあとの処分費
などが含まれています。
では、「それに基づくオプションの費用」に何が含まれるかと言うと、
- 外構コンクリートの処分が必要な場合
- 花壇や植木などの植栽の処分が必要な場合
- 家財などの撤去費
- 物置などの撤去費
- 遠地の場合の遠征費
などが含まれます。
多くの現場では、純粋に建物だけの撤去ではなく、上記のオプションのように現場ごとに追加で費用がかかることもよくあります。
オプション費用を含む詳細な見積もりに関しては、現場調査を行った後にお出ししております。
ただ、ご自宅の「解体だけ」に関する費用は、当社の簡単シミュレーションで概算予算はすぐに把握することが可能です。
簡単シミュレーション
※屋根材や構造によって、前後することはあるのであくまで概算でのお見積りとなります。
当社のホームページでは、解体費用と総工事費用を明記しています
当社の施工事例には、「解体の費用」と「オプション工事を含む総施工費用」と両方を記載し、各解体事例にはお見積書も明記しています。
ご自宅の大きさや規模感での総工事費用や解体費用のご参考にされてください。