株式会社Cri-Kaiは、2011年の創業以来、建物解体工事業をとおして地域社会への貢献に努めてまいりました。

企業名である「Cri-Kai(読み:くりかい)」は、建物を解体するだけの企業ではなく、「<創造性のある人> そして<革新>(Creation and Innovation)」に「解体(Kaitai)」をとおして挑戦し続ける企業をめざす、という想いからつけられました。

私は想います。働く甲斐とは、『小さな工夫の積み重ね』からはじまり、そして、その積み重ねが、あるときに「創造性」の門をひらき、その連続がしだいに人生の道となるのではないかと。また、人生においては、その道が行き詰ることも、時にはあるかもしれません。その時は勇気をもって「革新」し、新しい創造性の門をひらき、新しい道を作っていく必要がある、と。働く一人一人が、その「創造性」と「革新」を体感できるようにというのが創業からの想いです。

我が社は、2021年1月に創業10周年となり、私は、これを機に企業理念を策定しようと考えました。そこで、10年間何を企業として地域社会の皆様に貢献できたのだろうかと考えたところ、一つの体験が思い出されました。

数年前、あるお客様の生まれ育った建物を解体することがありました。その建物はお寿司屋さん兼住宅で、しばらく使われていないだろう建物でした。解体する前に、せめて想い出だけでも残せないかと、工事着工前にその建物の様々な表情を写真に収め、それをアルバムにしてお客様にサプライズでプレゼントさせていただきました。お客様は大変驚いた様子で「ありがとう」とおっしゃり「笑顔」になられ、小さく涙を浮かべていらっしゃいました。きっとその建物ではいろいろな想い出があったことでしょう。私も自然と「ありがとうございました」と返答し「笑顔」になりました。

この「ありがとう」と「笑顔」が寄り添った一つの体験が、我が社の地域社会への貢献の象徴なのだと感動が湧きあがりました。幼いころにはできていた「ありがとうと笑顔」が、大人になって忘れてしまっていないのか。忘れていたものならば取り戻そう。これが我が社の企業理念となりました。

企業理念「ありがとうと笑顔が寄り添う社会を」。株式会社Cri-Kaiは、一人のお客様の「ありがとうと笑顔」のために、そして、社会に「ありがとうと笑顔」が満ち溢れるよう、今日も明日も明後日も汗を流して努力し続けます。

代表取締役
栗原 崇典
Takanori Kurihara

思考規範

1. 自分の価値を忘れるな
2. 他人の価値を忘れるな
3. モノの価値を忘れるな
4. 安全の価値を忘れるな
5. 品質の価値を忘れるな
6. 礼儀の価値を忘れるな
7. 社会の価値を忘れるな
8. 会社の価値を忘れるな

行動規範

1. 熱心であれ
2. 挑戦せよ
3. ただし計算を忘れるな